ベリードコラム
ヘアアイロンでサラサラ長持ち♪


まず覚えるべきは、ストレートヘアを作るための「下準備」。アイロンを正しく使用したとしても、髪の下地作りができていなければ、すぐにうねりやクセが復活します。
髪を乾かすときは根元から
髪の乾かし方で、ヘアスタイリングの半分以上が決まると心得て。
濡れた髪を優しくタオルドライしたら、髪の表面ではなく内側に手を入れて、根元から乾かします。よく美容室で根本をよく乾かされるとおもうのですが、これは、根本の大切さをしっているから。うねりやクセの原因は、髪ではなく根元にあるもの。髪の根元や内側が湿っていると、いくら髪をブローしてもキレイなストレートヘアを維持できないのです。
髪に潤いを与えるアウトバストリートメントを使用する
ドライヤーの前には、必ず保湿用のアウトバストリートメントを使用して。髪が広がったりうねりが出るということは、髪が乾燥しているということ。しっかりと髪に潤いを与えれば、それだけ長くストレートヘアをキープできるんです。
夜までキープできる!ストレートヘアの手順
準備のポイントを押さえたら、さっそくヘアアイロンの効果的な使い方を学びましょう。一日中広がらないストレートヘアをキープするには、「均一に当てる」「当てすぎないこと」が重要です。
アイロンの準備・必要な物
- アイロン用のアウトバストリートメント【熱を防ぐタイプ】を必ず使用する。
アイロンを当てる前には、必ず専用のアウトバストリートメントを使用しましょう。アイロンの熱から髪を守り、より長くヘアスタイルをキープしてくれます。
- アイロンは180℃程度のものを使用して。
髪へのダメージを避けるために、低温アイロンを何度も同じ箇所に当てる人もいますが、これではかえってダメージが大きくなってしまうというもの。何度も熱を加えるよりも、適温で頻度を抑えてアイロンした方が、髪への負担が軽減できます。
まっすぐストレートヘアを作るアイロンの使用手順
- ブロッキングする
ダックカール【クリップ】などを使い、髪を両サイドとバックの3つに分け、その毛束を上下2段【はちより少し上でわけるとうまくいきます】ずつに分けることで、合計6束にブロッキングします。
髪の量が多い人は後ろを3段の10ブロックに分けると、より綺麗に仕上がり、スタイリングが長持ちします。
- 後頭部から順にアイロンを当てる
アイロンが温まったら、後頭部の下の段の毛束からアイロンを当てていきましょう。根元ギリギリは避け、根元から少し下がったあたりから毛束を優しくプレスし、まっすぐにアイロンを滑らせます。髪は温度が下がる時に形をキープするもの。すぐに毛束をバラさず、熱が冷めるまで毛束を手で持って髪を支えましょう。
※一度でストレートにならない方は、これを2回ほど繰り返して。
この時に、毛先を少し内側にいれるようにすると、自然な仕上りになります。
- 両サイドにアイロンを当てる
同じ要領で、下の段の両サイドの毛束にもアイロンを当てます。
- 上の段の毛束のクリップをはずし、同じように後頭部→サイドの順でアイロンをあてる
- ヘアスプレー【キープ+湿気予防なので、ツヤだしスプレーなどでもOK】でヘアスタイル全体をふんわりと固定する
仕上げに固めないナチュラルタイプのヘアスプレーを、髪にふんわりと吹きかけましょう。多すぎると髪がペタンコに潰れてしまうので、髪の周りにベールをはるように直接かけないのがポイントです。
アイロン使用時の注意点!
・やけどにきをつけて
アイロンはとても高温です。前髪や首回りはとくにきをつけてくださいね。
・根元にはアイロンを当てない
癖っ毛の人ほど、根元ギリギリまでアイロンを当てがちです。しかし、根元ギリギリまでアイロンを当てると、根元部分がアイロンの角に当たるためカクンと曲がってしまい、髪が様々な方向に散らばってしまうことに。
・アイロンを当てるときは手を止めないで
アイロンで髪をプレスしたまま手を止めてしまうと、部分的に熱が加わってしまい、髪の傷みの原因なります。同じ場所に2秒以上は止めないようして。“速すぎず遅すぎず”を意識しながら滑らせ、髪に均一に熱が伝わるようにしましょう。
どうでしょうか?ストレートアイロンを使う事が多くなった最近、外はね、波ウェーブなど、色々と応用もきくので、ためしてみてくださいね。